お店のご紹介いただけますか?
はい、わたくしども倉本製菓は、桜町通りとJRの鉄道の高架が交わるところ、最近できたトリックアートの近くにあり、駄菓子を主に、お菓子全般、アイスクリーム、飲料、江崎グリコのチルド商品の卸しと小売りをしています。特に駄菓子やくじは子供たちにとても人気があります。また、11月から3月くらいに期間が限られるのですが、創業以来「日和佐名物『やくよけ飴』」の製造販売をしています。
また、創業は祖父が昭和3年に倉本商店としてはじめました。今年で創業92年になります。わたくしどもは父母から受け継いで、3代目になります。
どういう経緯でこのお店を始めたのでしょうか?
2代目の父によると、祖父がおまんじゅうやあめを製造して売るところから始まり、せんべいやアイスクリームなど沢山作って売っていたそうです。その後、既製の商品の卸、小売りにも力を入れ、現在に至ります。「やくよけ飴」は薬王寺が厄除けの根本御祈願所であることから、創業以来、厄除け、無病息災、穏やかなよい年となりますよう願って作り続けています。
僕たちが小さいときと変わらない駄菓子も多いですが、新しい駄菓子も出てたりするのですか?
最近ですと、「鬼滅の刃」が人気で、今はチョコウエハースが出ています。
また、今の子どもにオススメしたい駄菓子もあって
1つ目は、噛む力が鍛えられるするめジャーキーはおいしく食べれます。
2つ目は、どれか一つが「超すっぱい」シリーズ!お友達やご家族と盛り上がってほしいですね。
3つ目は、昔も今も人気のある10円の金券付きお菓子ですね!当たりはずれを通して一喜一憂して、今の子供たちにも楽しい駄菓子屋の思い出を作ってほしいです。
逆に今だからこそ大人にもオススメしたい駄菓子ありますか?
うまい棒は10円という価格設定でありながら、さまざまな味のバリエーションには定評があり、おやつにもお酒のつまみにもいいですよ。大人買い用に1袋30本入りはいかがですか。他にもするめやポテトフライ、カルパスなど、おつまみにもおやつにももってこいのお菓子がいっぱいあるので、昔懐かしい思い出と共に楽しんで頂きたいですね!
美波町で駄菓子屋さんとして、これから美波町ではどのような活動をしていこうと考えられてますか?
美波町の子供たちはもとより、徳島市や阿南市、那賀町からも子供達が来てくれます。いつまでも子供たちの夢の居場所として、創意工夫しながら、店を続けれるように努力していきたいと思っています。大人も子供もどなたにもここに来ると「楽しい」「また来たい」と思えるような町のお店でありたいと思っています。